お世話になっております。

毎度になりますが次第に繁忙期が過ぎ、あらたな診療を開始する時期になってまいりました。

このたび当院では「音声障害」に対する診療を強化し、詳しい説明および訓練が必要な方には予約制診療を行うことになりました。

詳しくはウェブサイトの記事をご覧いただけましたら幸いです。https://hisayuki.asia/%E9%9F%B3%E5%A3%B0%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E8%A8%BA%E7%99%82/

私は趣味でドラム演奏に取り組んでおりますが、総合的な音楽表現としての楽器のコントロールをトレーナーから学んでおり発声についても取り組んでおります。(実はバンドでコーラスもしております。)
楽器の振動発生、倍音コントロール、共鳴などの発音動作はドラムも音声発音も、そのほか弦楽器などにも共通するものがありますので、今後音楽活動で得た経験を耳鼻科での音声診療で活かせていけたらと思います。

平素診療を続けておりますと、音声障害をきたしやすい症例としては働き盛りの保育士さんや接客業の方に無理な発声にともなう声帯ポリープ、声帯結節が見受けられます。また、ご高齢の方々には加齢および各種病気の経過にともなう声帯の萎縮や粘膜の乾燥、痰の絡みがみられることがあります。

発声は積極的な生活を送るためには仕事やコミュニケーションで必要不可欠な機能ですので、お困りの方にはなるべく良い状態を取り戻していただきたいと考えております。

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