当院の診療方針
ミッション: 最良かつ快適な耳鼻科診療を提供する。
行動指針: ① 愛(敵すら愛する) ②理(正しいことを行う) ③飽くなき改善
診療の基本方針
①まずは確実な診断を目指し、必要な検査は積極的に提案いたします。(CTやMRI、組織検査などは他施設に依頼いたします。)
②診断および治療計画はなるべくわかりやすくご説明し、なるべく早期の治療終了を目指します。
(慢性疾患に対して長期治療継続が必要な場合もあります。)
診療の重点項目
※耳鼻咽喉科診療全般を取り扱いますが、以下の点に特に力を入れております。
①アレルギー性鼻炎をはじめとしたアレルギー疾患
県北地域ではスギ花粉症をはじめとしたアレルギー疾患の症例が多いですが、それぞれの患者様に最適な治療をご提供いたします。
1)薬理作用を踏まえた複数の薬剤の併用療法(効果を増強し、眠気などの副作用を抑えます。)
2)連携総合病院での手術も必要とあらば積極的にご提案いたします。
3)耳鼻咽喉科以外のアレルギー疾患(皮膚アレルギー、気管支喘息など)については、初期治療医としての立場から主に軽症例を扱わせていただき、重症例につきましては適宜専門医を紹介させていただきます。(現時点ではパッチテストなど耳鼻科以外のアレルギー検査は実施しておりません。)
②癌の早期発見
咽頭がん、喉頭がんなどの早期発見のために最新のオリンパス製NBI内視鏡を導入しております。
内視鏡は細い径(2.6mm)の機種を採用し、鼻腔挿入時の苦痛の軽減を目指しております。
甲状腺、唾液腺、頸部リンパ節などに対しては、富士フィルム製超音波検査(エコー検査)により異常有無の評価を致します。
組織診断が必要な場合は総合病院耳鼻咽喉科を紹介いたします。
③心療内科的治療
めまい、耳鳴り、のどのつまり感などの症状がある場合、該当する臓器について調べ尽くした後に不安神経症やうつ病と診断されることが少なくありません。
その場合当院で経過観察可能な程度であれば抗うつ剤や漢方薬などの処方で治療させていただきます。
(状況に応じて専門医への紹介もさせていただきます)
④睡眠時無呼吸症候群
睡眠時に無呼吸状態が頻回に起こる場合、日中の眠気により事故を起こす危険が増すほか、高血圧症、糖尿病、動脈硬化などの合併症が生じるおそれが高いと言われております。
鼻づまり、めまいなど耳鼻科領域の症状に伴うことも少なくないため、当院ではご自宅での簡易モニター検査を手配できるよう準備しております。その結果に応じて、マスク補助呼吸、歯科でのマウスピース作成、耳鼻科的手術治療などのうち最適な治療をご提案させていただきます。